少し変わったカフェに行ってきた。
さっすがに半年間も買い物以外で外出しないのは僕でも少しキツイ。
会社の人にも結構言われたし・・。
だからといって人がめちゃめちゃいるところに行くのも嫌だし、どこか落ち着けるところでゆっくり過ごせないものか・・。とソロ活を調べてみたり、お一人様の店を調べてみたりして、「梟書茶房」を見つけた。
カフェなんだけど少し変わってる。
本を売ってるんだけど、その本のタイトルとあらすじと中身が見えないように袋とじになってるらしい。
その代わりに、本にナンバリングがされてるのと推薦文が書かれてる。推薦文を読んでみて気になったら買う。みたいな感じ。
袋とじしてるから洒落で梟らしい。なるほど。
本のタイトルとかあらすじ、中身を読んだりできないから、普段は手に取らないような本に出会えるかもしれないということ。
いきなり知らない土地に行くのは怖いってことで、まあまあ下調べもした。
店内はみた感じ広そうだし、雰囲気もいい感じ。
アクセスも池袋駅直結らしい。
池袋駅は降りたことないから勝手がわからないのが懸念点だけど。
まあ文明の利器のGoogleMapがあるからなんとかなるかな。とその時は思ってた。
時間は午後2時過ぎ、いい時間かな、少し遅かったかな、と思いつつ出発して最寄り駅に到着して気が付く。
「(あれ?交通系カード持ってきてなくね?)」
切符買うの面倒だし一旦帰った。
気を取り直して最寄りに到着。
ICに85円しかなかったのでチャージもした。
なにはともあれ池袋駅に到着した。
感想としては「ひっろ。おいおい迷うわ」
実際1時間弱くらい迷った。
方向音痴だから外出したくないってのもあるんだよね・・。
文明の利器のGooGleMap様は誤差酷くて方向くらいしか役に立たなかったよ。トホホ・・
同じ建物を入ったり出たりを3回くらい繰り返したくらいで大体の地理もわかってきてやっと目的の建物を見つけられた。
その時点で午後3時半くらい。まあ、人少なくなってそうだし、ちょうどいいかと思い、esolaの4Fへ到着した。
「(・・・。人多すぎん?)」
エスカレーターから上がって左側に例の本棚があったからよく分からないけど一冊手にとってみると本の番号と推薦文が書かれてた。本のタイトルとあらすじは見えないようになってた。ここは下調べ通りで安心した。
20分くらい推薦文を読みながら、結局「No.0523」の本を購入。
どうやらアルプスの旅行記らしい。
なるほど、確かに普段は手に取らないような部類の本だ。
で、これどうやって中に入るんだ・・。案内も特にされないし・・。
通りがかりの店員さんに尋ねてみたら、どうやら満席らしくて名前書いて待っててください。とのこと。
予想外に人多いし、それもそうか。と思いながら名前を書いて人数を書いて30分くらい待って一人席みたいなところに案内された。
案内してくれた店員さんに如何にもな鍵を机に置かれてなんだこれと思っていたら、どうやらこれが伝票代わりらしい。
お洒落か。
机が少し高いなと思いつつも、レジ前で買ってきてた「No.0523の旅行記」を開いて読んだ。それはもうぶっ続けで読んだ。
読了。いや、思っていた以上に面白かった。
まるでアルプスを自分が旅行しているみたいな気分になった。
詳細はNo.0523を読んでみてほしい。
システムの特性上、詳しくここに書くのはちょっとね。
時刻は午後5時くらい。なるほど、まだ読める。
ということで注文しようと思っていた「珈琲とシークレットブックセット」を注文した。シークレットブックのナンバリングは「梟叢書No38」中身をチラっと読む。
なるほど、これも普段なら絶対に手に取らないような部類の本だ。
コーヒーも一口飲む。うまい。
普段飲んでいるインスタントとは違う、豆から挽いたコーヒー。
そりゃそうか。
酸味は少なくて苦みと甘みが強い。
どうやら本に合わせてブレンドしているらしい。
季節によって変わるらしいので、毎回違うブレンドなのか。
その後、No.38の本も読了して午後7時くらいに店を出た。
そして池袋駅。
どこだここ・・。
帰りの線がわからん・・。しっかりしてくれGoogleMapくん・・。
いや、僕。
結局、同じところを2回ほど回って家に帰ることができた。
なんとかならんか方向音痴。
明日はラーメンでも食べにいこうかな。